もう誰かに相談しなくても大丈夫!自分で意思決定するための5ステップ

思考整理術

何か問題や困ったことが起きたとき、周りに相談してばかりいる自分になんだかモヤモヤしていませんか?結局決めるのは自分。であればひとりで問題解決や意思決定できる思考力をつけて、自立した働く女性を目指しましょう!

問題や困ったことが起きたとき、何かを決めたいとき、どう解決したらいいかわからないという人へ

女性のおしゃべりの話題で多くを占める、お悩み相談。話を聞いてもらって、共感してもらって、アドバイスももらって、あ~スッキリ!恋愛の悩み、仕事上の人間関係の悩み、結婚後の家族の悩み…話はつきません。
話すことで自分自身の思考が整理されて、特にアドバイスをもらったわけでなくても、解決策が見いだされることもあるでしょう。
起業準備中は、様々なことを自分で決めて意思決定していかねばならず、そのたびに人に相談してもいられなくなってきます。
それに、起業という特殊な活動の悩みは、学生時代の友人たちや家族には相談しても相手も答えられないことも…。
今回は、問題や困ったことが起きたとき、どんなふうに自分自身で解決の糸口を見つけていったらよいのか、その方法をまとめました。

原因は、問題解決や意思決定の思考法を知らないこと

実は、問題や困ったこと、悩みなどを解決するためには、最短で的確に解決するための方法があるんです。日本の義務教育でそういったことを習ってこなかった私たちは、大人になって苦労することが多いのです。

また、日本語という言語が英語に比べ複雑な文法で、非常に曖昧で情緒的であることも、竹を割ったように論理的な思考をしづらい構造にあると個人的に感じています。

コツはブロック(塊)にわけて、並べること

そこで、流れる小川のせせらぎのような、時に濁流のように激しく流れる思考(抱えている問題・困ったこと・悩みなど)を、瞬間冷凍庫に入れて凍らせて、氷のブロックの塊にして整理してみるイメージを持ってください。

問題解決・意思決定のための5ステップ

そして、ステップ1~5の順で整理していきます。

ステップ1 問題・困ったこと・悩み・検討事項をブロックにわける

感情を抜いて冷静になって、客観的に情報を整理します。

例えば、「お菓子を作るのが好きなので、お菓子の分野で起業をしたいけれど、学歴も職歴も資格もないし、競合はたくさんいるので、自分にできるかわからない」という悩みがあったとします。

たくさん要素が出てきたので、ブロックに分けます。

・お菓子を作るのが好き

・お菓子の分野で起業をしたい

・学歴も職歴も資格もない

・競合はたくさんいる

・自分にできるかわからない

5つのブロックに分かれました。

ステップ2 ブロックを分類する

次に、分けたブロックを種類ごとに分類します。

<自分の気持ち(+)>

・お菓子を作るのが好き

・お菓子の分野で起業をしたい

<弱み・脅威>

・学歴も職歴も資格もない

・競合はたくさんいる

<自分の気持ち(ー)>

・自分にできるかわからない

ステップ3 マイナスの感情のブロックは一番はじめに捨てる

・自分にできるかわからない

これは、今の自分にはわからないというだけなので、起業初期のまだ何も始めていない段階においてはほぼ無意味です。

わからないことは、誰でも不安です。わからないという事実を知っているのは良いことですが、それをプラスに働かせて「わからないから聞いてみよう!調べてみよう!」と転換できず、ただ単に不安な気持ちを抱えてその場から動けずにいるだけならば、考えても時間とエネルギーを浪費するだけなので、このブロックは真っ先に捨ててしまって結構です。

ステップ4 弱み・脅威などネガティブな要素とひとつずつ向き合ってみましょう

学歴も職歴も資格もない

その仕事をするのに学歴や資格は必須でしょうか?職歴は?学歴や資格が必須なのは、弁護士、医師、その他特殊技術を要する職業や公務員などを除いては、業界や企業が定めた基準であるというだけで、その学歴や資格がないからといって仕事ができないわけではないものもたくさんあります。

例えば、パティシエになりたい人にとって、パティシエの専門学校を出ていないことや、パティスリーでの勤務経験がないこと、製菓衛生士の資格を持っていないことなどはコンプレックスに感じるかもしれません。でも、それらがないからと言って、パティシエになってはいけないわけではありません。就職しようと思ったときには「経験必須」と募集要項に書かれていることもありますが、それは即戦力が欲しいから、募集要項で最低限のふるいにかけているだけなのです。

したがって、経験必須と書かれていても、応募してはいけないわけではなく、あなたのアピール力次第です。

ましてや起業するということであれば、お菓子がおいしく安心安全に作られていて、売れる商品として成立してさえいれば、それで是か非かは売上という結果になって返ってくるだけです。お菓子に関しては、学歴・職歴・資格がないと起業してはいけないというものではありません。

逆に、学歴・職歴・資格がないからこそ、既存の考え方にとらわれず、自由な発想でビジネスモデルや商品を作ることができ、ユニークなブランドになれるかもしれません。この場合は、弱みだと思っていたことが強みに代わることになります。

つまり、この問題解決という視点でどうとらえるかというと、「それは本当に問題・障壁なのか?」と問うということです。そして、あなたの感情は横に置いて、客観的に事実を整理するのです。その冷静さは問題解決時に必要なスタンスです。

競合はたくさんいる

どの業界にも競合はたくさんいます。大切なのは、あなたのビジネスモデルや商品の魅力が競合と差別化できていて、魅力的であればよいのです。もちろん、AIの発達によって、業界そのものが縮小の一途をたどり、人間の仕事がAIにとって代わられつつある仕事もあります。ですが、食品に関しては、人間がこの先ものを食べなくなるということはありませんし、多様化も進み続けますが、逆に昔からある食品が見直され、あらためて価値形成されて生まれ変わり、トレンドになるケースも多々あります(タピオカドリンク、ホットケーキ、ドーナツ、かき氷など)。あなたがこれからの世の中でも存在意義があると思うものを商品化すればよいのです。それができた企業や個人起業家が、生存競争で生き残っていくということです。

この場合も、「競合がいることは問題・障壁なのか?」と考えます。競合がいる=人気のあるライバルがいるということは、市場があるということです。ライバルとの戦いの舞台が価格競争ではなく、商品価値である場合で、あなたに勝てる商品価値を見出す審美眼があるならば、それは戦う価値のある市場です。逆に、どうしたら勝てるか見えずに不安なのであれば、市場を分析し、研究しましょう。競合との戦いの中に自分の強みを持てるならば、その脅威は強み・機会に吸収されます。

ステップ5 具体的に前に進むための方法を整理して実行する

「弱みと脅威」を「強みと機会」に変えられる考え方をお伝えしました。前に進むためには、こうしてひとつひとつ、本当に弱みや脅威なのか?とつぶしていくことです。

万が一、弱みや脅威であったときには、「弱みや脅威でなくすることはできないか?」と考えます。

お金で解決できるのか?人の手を借りれば解決できるのか?時が経てば解決されるのか?どうすれば解決できて、いつになったら解決できるのか?小さな単位に分けて、感情をはさまず、事実をベースに整理していくのです。

ステップ5では、次のアクションを考えます。

「お菓子を作るのが好き」→もし、仕事をせずに、好きなことをして過ごしているだけでお金がもらえるとしたら、あなたは何をしますか?そんなときにもお菓子を作っている自分を想像するならば、本当に好きなのでしょう。

「お菓子の分野で起業をしたい」→ただ、お菓子を作るのが好きと言っても、教えるのが好きか、向いているか、考えるのが好きなのか、作るのが好きなのか、など、作業レベルでの性格や能力による向き・不向きはあります。冷静に考えて、他のことについても自分自身を振り返ってみて、自分が一番「がんばらずにできる」作業は何か、考えてみてください。

ビジネス上の思考はすべてブロックで管理すると楽ちん!

起業すると、様々な問題が起こり、すべて自分が意思決定をしていかなければならないため、思考、検討、意思決定の連続です。そんな時、すべてこうして要素をブロックに分けて、少し引いた場所から冷静に俯瞰すると意思決定しやすくなるというのが実感です。

自分の思考の整理だけでなく、自分の考えを人にわかりやすく伝えるのにも、こうしてブロック分けをして、順番に伝えていくと相手にも理解しやすく、話ができる、仕事ができるという評価につながると実感があります。

思考の整理が苦手な方は、ぜひこの考え方を試してみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました